【べんきょう】ポジティブだけなのも、困りものなのです。

本日もご来店ありがとうございます。

あっという間に年度末。
皆さま駆け抜けてますですね。

せめて今日は、ぐっすりとお休みになれますように。




ということで、今日のサロンも爆笑連発だったのですが(すみません)、定番の人間関係のお話にもなりました。

先日「EQ」のトレーニングなど、人材開発を行なっている方のお話を伺いに行った私。ついつい偉そうにお話ししてしまいました。

先生はこちら【コプロス】
http://www.coprox-professional.com


まず。


私以外私じゃないのは、皆さまご存知ですね。


ということは、自分の物差しではなくて、相手の思考、志向を知って接する必要があるのです。
分かってはいますけれど、これがとっても難しいから、誰もがぷんすか怒ったり、逆に押し黙って溜め込んだりしてしまう訳です。

仏様みたいに、達観できる日は来るのだろうか。いや、来ない。(反語調)



ということで、その研修では人を4つのタイプに分け、そのタイプ別の接し方を学びました。

相手にとって心地よい接し方というのがあるはずですので、それに自分が合わせられるようにするといった感じでしょうか。

その4つのタイプとは下記の通りです。


1。理論、情報重視の人
2。結果重視の人
3。人間関係重視の人
4。楽しいこと重視の人


ちなみに、私は4。と1。の混合型なのだと自己分析しました。

それで、皆さまとディスカッションをしたりしたのですが、私が異様にポジティブだということに気がつきました。

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おばかさん。


一般的に、ポジティブであることは「善」、ネガティブは「悪」とされることが多いかと思いますが、私はそうは思いません。


ネガティブ=危険察知能力、という側面もあるからです。


野生の鹿などが、ライオンが目の前にいるのに「まあいいか」と草を食んでいたら、確実に食べられちゃいますよね。

↓すぐ食べられてしまう鹿の例
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「恥」という情緒も希薄


楽天主義というのは、目の前の問題を軽視する傾向でもあるために、生き物としては危険な目に遭うことも多いです。(全然おすすめしないです)


ですから、ネガティブな感情があります。


一方で養生訓では「畏れ(おそれ)」という感情をとても大切にしています。


物事を甘く見ず、慎重に見定めて進めていく。生きていく上ではとても大切なことだと思います。


私の尊敬する、稲盛さん(偉い人)の言葉に、こんなのがあります。


楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する


一人の人間で、ポジティブとネガティブのバランスを持ち合わせることが出来たら大変便利なのですが、やはりそれぞれに個性がありますよね。

ですから、いろんな個性の組み合わせでチームとしての相乗効果を上げてゆかねばなりません。

そう考えると、どんなタイプの方も自分にとっては必要であり、関わり合うことで自分を活かすことができるのでしょうね。


そんな訳で、当店ではネガティブさん歓迎です。


無駄にポジティブな店主が、無駄にどうでもいい話をしつつ、ポジティブの苦しみをお伝えします。笑