認知症予防とアロマセラピー。

アロマセラピストらしくない

我がブログですが、たまには

アロマセラピーのことも(*^^*)

アロマセラピーはいま

リラクゼーションだけでなく

医療、介護、企業の販促など

様々な分野で活用され始めています。

その中で今日は

介護分野での活用について

ご紹介したいと思います。

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認知症研究で有名な、

鳥取大学医学部の

浦上克哉教授によりますと

アルツハイマー型の認知症の場合、

もの忘れがひどくなる前段階で、

匂いがわからなくなってくるそう。

それは、記憶をつかさどる脳の

海馬というところの神経細胞

死んでしまい、そのことが

記憶障害に進行する。

その過程でまずはじめに

脳の嗅神経が障害を受けるから。

しかし、

嗅神経は高い再生力を持っており

たとえ一度衰えたとしても

刺激することで再生できます。

嗅神経を刺激するには

どうしたらよいか?

それはズバリ!

香りを嗅ぐこと。

すなわち、

アロマセラピーなのです!!

んと、

意味わかりましたかね?

再度

ざっくり言いますと、

アルツハイマー認知症のはじめに

嗅覚がおとろえはじめることが

わかっています。

なので、香りを嗅ぐことで

その予防ができる可能性が

極めて高いことがわかった。

ということです。

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浦上教授は

ベンチャー企業を立ち上げて

アロマセラピーのブレンド精油

開発、販売されています。

研究から実用化までに根拠があり

進んでいるというのは、

我々アロマセラピストに

大きな勇気を与えてくれる、

素晴らしい取り組みです。

アロマセラピー

脳の中でも特に原始的で

命の危険などを判断する場所に

直接刺激を与えることができます。

どういうことかというと、

•何かが焼けているにおい

•食べ物が腐敗しているにおい

•獣が近づいている時のにおい(あまりないけど)

などを感じることにより、

動物として『危ない!』という

判断を行うのです。

なんとなく

嗅覚と生命維持について

想像できますかね?(´-`).。oO

その、生命維持にとって大事な

感覚器官である嗅覚のおとろえと、

老化の病である認知症との関連が

強いのは、納得できる気がしますね。

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香りを嗅いだら

なんとなく気持ちいい♡

その『なんとなく』が

なぜなのか。

たくさんの研究が

いまも走っています。

そのことをお伝えするのも

我々アロマセラピストの

大事な役目。

これをお読みの皆さまが、

アロマセラピーについて

もっともっと知っていただけたなら

これ幸いでございます◎

(参考:認知症は怖くない18のワケ,2011,JAFMATE社)