前回に引き続き、職場での「冷えのぼせ」撃退法をご紹介します。
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もし冬に冷を導入するとしたら、
そのポイントは「前頭部」。
ウイルス感染による発熱時などで、効率的に冷やす際には首やわきなど、大きな血管が通っている場所がよいのですが、冬の「冷えのぼせ」状態の場合は、体全体が熱いわけではなく、冷えの一現象として頭の熱さが出ているという状態であり、体全体をなるべく冷やさずに冷感を得たいところです。
上半身の中で簡単に冷やせて、かつ体が寒くなりすぎない場所。
ということで、おでこをおすすめしてみました。
ここで、ちょっとエネルギー的な視点です。
(苦手な方は飛ばし読みしてください)
眉間の少し上には、脳下垂体のエネルギをつかさどるサードアイ(第三の目)があります。
インド伝統療法の手法の一つ、シロダーラでもここにオイルを垂らします。
サードアイ(脳下垂体)のエネルギーはストレスにより消耗し、サードアイを心地よい状態で保つことは、ストレスを緩和し直感力、想像力の上昇に役立ちます。
そのサードアイ含むチャクラ全体をケアするワーク、ラストーントリートメントという施術があります。
ここでも、サードアイに石(温または冷)を置くのですが、心地よくて眠ってしまう方も多いです。
私も目が疲れたな~と思ったりした時には、おでこを冷たい石でコロコロしたりします。
とても気持ちがよいですよ。
ラストーンフェイシャル、はまなすフェイシャルでも冷石を使った施術を行います。
興味のある方はお試しくださいませ。
ということで、
cave流・クールダウン法
まずはじめに、足元を暖かい状態に近づけてから行ってください。(必須!)
↓
ミント系の精油をティッシュに垂らし、デスクや胸元に配置します。
↓
額を冷やす際には、冷えピタ等のゲル状商品ではなく、氷を使うようにしてください。
ケーキを買ったときにもらえる、小さな保冷剤があるとベストです。
直接当てても、薄い布に包んでもよいです。お好みでどうそ。
↓
額に保冷剤を当てて、ゆっくり動かします。
もし心地よいと感じそうなら、フェイスラインもゆっくり動かしてもよいです。
首は冷やさないようにしてください。
ただでさえ寒いこの時期に首を冷やすと、一気に全身が冷えてしまいます。
おでこは大きな血管も通っておらずさほど冷やす力がありませんが、だからこそ寒い冬には心地よく冷感を得ることができます。
↓
最後に、保冷剤を使わず自分の手を額に当てて、精油の香りとともに深呼吸。
ふぅ~。
さらにおすすめ
額をうごかす
通常、眼を開ける時に使用するのは眼の周りの筋肉。
しかし、長い間目を開かせているときには前頭筋も使用しています。
前頭筋とは、おでこの筋肉のことで、後頭筋とも腱状のシートでつながっています。
(下図を参照のこと。)
下手っぴな絵ですみません。
そしてこの前頭筋が過緊張になると、目の奥の痛みや頭痛、頭の熱感などにつながる可能性があります。
そこで、考えてみました。
「前頭筋ゆるストレッチ」。
前頭筋だけでなく、眼や首の筋肉もストレッチできるようになっています。
デスクでもできます。
運転中の方も、車を停めてできます。
電車やバス通勤の方は、帰りにでも。
ぜひやってみてください。
ただしすごい顔になりますので、正面に人がいないのを確認してから行うようにしてください。(重要)
はい!ではやりますよ~
【cave流・前頭筋ゆるストレッチ】
ミント系の精油をティッシュに垂らし、デスクや胸元に配置します。
↓
まず正しい姿勢でひとつ深呼吸を。
↓
息を吸いながらできるだけ後ろに首をそらしながら、眉毛を思いっきり上にあげて目も見開く。
(首を傷めないように、首をそらす際には無理をしすぎないように!)
↓
息を吸いきったら首および顔面をもとに戻して、その流れで息を吐きながら今度は首を前に。
↓
背中も丸めて、思いっきり顔も体も縮こまり、耳と肩を遠ざけ、息を吐けるだけ吐く。
↓
息を吸いながら正面へ戻り、目を閉じてゆっくり吐く。
はい、お疲れ様でした~。
どうでしたか(*^^*)
デスクワークですと、思い切り下を向くことがありませんが、肩も伸ばされて気持ち良いですよね◎
こまめな水分摂取
え、なぜ?と思う方もいるかもしれませんが、冬のオフィスは過酷な乾燥状態。
冬のじんわり乾燥からの脱水にも注意しよう(環境省かくれ脱水予防HPより)
乾燥による脱水により体温調節機能が弱まり、「冷えのぼせ」状態になる場合があります。
体の中の水分が足りないと、熱の循環がうまくいかないのです。
具体的にはのどが渇いたり、口がねばねばしたり、頭痛やめまい、排尿量の減少などはかくれ脱水のサイン。
リップクリームを塗っても唇の乾燥が収まらない方、もしかしたらかくれ脱水かも?
水分とは、もちろんノンカフェインのものを指します。
冷えがある方は、ジンジャーやリコリスを含むハーブティが温めに役立ちます。
がぶ飲みしなくてもよいので、口を潤す程度にちょこちょこ飲むのがコツです。
からだは部分ではなく、全体。
だからまずは、からだ全体の水分バランスを整えることから始めましょう。
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以上、長い文章にお付き合いくださりありがとうございました!
「これならできそう」ということが一つでもあれば嬉しく思います。
どうやってもセルフケアではまかなえない程の疲労感・・・というときは、ケアにお越し下さい。
私と精油と石とでがんばってみます
また、困っていることや疑問点などがありましたら、できる範囲でお答えしますので、なんでもお尋ねくださいね。
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しぜんのいやし
cave natural therapy
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