報告が遅くなってすみません。
空飛ぶアロマセラピスト(現役CAさん)である安藤さんが代表を務めるこの活動への参加は三回目。昨年の6月、10月とお邪魔しています。
集合場所である一ノ関までは活動セラピストの実費で。他にも宿泊費の一部を負担しています。ほんとうに意思のあるかたばかりが集まっています。
一ノ関に着くと、暑いぐらいの快晴。
関西、関東、そして青森から集まった一同がレンタカーに乗り込み、陸前高田へと出発です。
『津波堆積物 分級前処理工事』とあります。分級とはふるいにかけること。前処理ということは、塩分を取り除いて用土にするのかもしれませんね(違ってたらすみません)。堆積物ひとつとっても、使えるようにするには長い長い工程です。
これは震災直後から変わらずにある団地です。三年経ったいまも、取り壊しにはなっていません。ちょうど四階部分まで津波が来た事があるわかります。天井高2.5メートルと低く見積もっても、10メートル。
活動中、よく田んぼの話題になりました。海水をかぶってしまった田んぼですが、今年から再開しているという方も多かったようです。この後行った保育所の職員さんでも久しぶりの田植えで腕や腰が痛いとおっしゃっている方もいらっしゃいました。
あの日、一瞬にして奪われた日常がすこしづつですが戻って来ているようでした。
車内では安藤さんからこんな冊子がシェアされました。
現地で活動したこともある、イギリスのメアリーさん。遠くからですが、いつも活動の旅にメッセージをくださっています。
私も知らなかったのですが、欧米ではボランティアは当たり前のこと。
毎週土曜日にはマフィンを焼いて孤児院へ持って行くの、などなど皆さんそれぞれにできることをできる範囲でおこなっているそうです。素敵だなぁと思います。
そして陸前高田に到着。
さっそく保育園にて、職員の皆様の施術を。
施術の前に簡単な問診票をご記入いただくのですが、そこには一年前と変わらずほとんどの方が『眠りずらい』、『途中で目が覚めてしまう』という現状が。あの日、心に受けた衝撃の計り知れない大きさを感じました。
そんな心優しい保育園のみなさまから、こんなうれしい差し入れが!
ちょうど子供達がお昼寝のタイミングで施術をお受けいただき、終わる頃にはおやつタイムだったのです♡
わいわーい♡
その道すがらにこんなものが。
山を切り崩した土砂を運ぶ大きな筒だそうです。何も無くなってしまった高田の松原にこれが延々と続いていました。
やっと本日のお宿にとうちゃく♪
ひとまず、今日はここまで。
次の日の様子はまた別の記事に!