先日こちらで、映画を見てきました。
胎内記憶とは、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいたときの記憶。
もっと遡って、受精する前の記憶、前世の記憶がある子供も紹介されていました。
ブログ読者の方はもう既にご存知のように、そんなオカルト的な(失礼)ことをすんなり受け入れる私ではありません。
しかし自分が子供の頃、非常に強いフラストレーションを持っていて(保育園をクビになるほどの)、そのことが今の感情の動きにも影響があると常々感じているので、興味があって見てきました。
子供たちいわく、赤ちゃんになる前には神様とたくさんの子供たち(光の玉状態らしい)とで、大画面スクリーンに写しだされるお母さんを見ているらしい。
そして、自分はこのお母さんのところに生まれたい!と思ったならば、地上につながるすべり台に乗り、お母さんのお腹に入るそう。
これが一人だけの証言ではなく、かなりの人数が(多少の相違はあるものの)証言しているというところがミソ。
幼稚園児たちが複数名で生まれる前の事を語り合う様子は、本当に演技でも何でもなく同じ場所を知っているんだなといった感じでした。
そして、まず初めの号泣ポイントとしては「赤ちゃんは、お母さんを助けたいと思って生まれてきた」と子供たちが言うところ。
どんな子供だって、純粋な気持ちで生まれてきている。
人は必ずお母さんから生まれているわけで、この言葉が響かない人はいないと思います。
そして、兄弟の話題にも。
ある家族が登場。
弟くんがお腹にいる時、お母さんとお兄ちゃんが一緒に寝ていたときの話。
お母さんはまだ予定日前だったのに、お兄ちゃんが寝ぼけてお腹に向けて手招きしたら、陣痛が来て弟くんが生まれちゃったそう。
その時のことをこの兄弟はなんとなく覚えていて、お互いにお互いを選んだらしいです。
三人兄弟で育った私としては、ここも号泣ポイント。
他にも、いろいろとポイントがあり、最終的には鼻だけじゃなく顔全体を真っ赤にしながら帰宅しました。
証言の信憑性はさておき(疑り深い)、自分はどの家族、どの祖先も居なければ生まれてこなかった存在。
今こうしてやりたいことをやって、食べるものや飲み水にも困らずに暮らせていること、そして究極的にはいま息をしていること。
それは紛れもなく産んでくれた母をはじめ家族のおかげで、それがどれほど貴重か。
そんな当たり前過ぎて普段気付けないことにじんわりと感謝できる、ステキな映画でした。なかなかその感謝を伝えられないのですがね。。。
自主上映なので、次いつ青森で見られるかわからないのですが。。。ご興味のある方は、ぜひ調べてみてくださいね(*^^*)