先日の
産業カウンセラー養成講座にて。
実技がうまくできなくて
泣き顔の私たちひよこ
に
ある先生のひとこと。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
うまくやろうと思わずに、
ただ、その人の言っていることに
「ついていく」ことだけ
かんがえてみたら、どう？
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ほほぅ～('jjj')。
道に迷っているクライエント。
時には、あれれ・・・？な方向に
話が転じたとしても、
無理して
「こっちでっせ！こっち！
」
と腕を引っ張るのではなく、
かといって
「私もう、あなたのことがわかりません
」
と背を向けてしまうのでもない。
カウンセラーは
迷いながらも進むクライエントの
ただその少し後ろをテケテケ♪と
「ついていく」だけでいい。
クライエントは
後ろに誰かいることで怖さや不安から
すこし解放されて冷静になり、
いずれは
しっかりと自分の足で歩むことができる。
そんな気持ちでよいのですね～(*^^*)
クライエントの腕を
ぐいぐい、つかもうとしていた自分。
腕つかむどころか
背負い投げしようとしてたかも･･･
目からうろこボロボロでした。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
前にカウンセリングと
ボディーワークは異なるものです、と
申しました。
確かに、クライエント側からは
違うものなんですけれど
セラピスト側から見ると
とっても似ていることに気づきます。
プライベートで
どんなにハカハカしていても、
悲しいことがあっても、
コンコンとノックして
施術室に入る瞬間。
私の気持ちはリセットされて
お客様だけの時間となります。
そして、トリートメント中は
自分の手がお客様に触れている感覚だけに
集中しています。
うまく言えないけれど
ちょっと幽体離脱
？気味な？笑
カウンセリングのセッションでも
同じ気持ちで迎えたらいいのですが、
まだまだ修行が必要ですね。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
余談ですが・・・
この「ついてゆく」という感覚、
日常でもうまく使えるかも。
例えば、
・最近、何をやってもうまくいかないなぁ。
・あの人の言ってることってよくわかんないなぁ。
・私ってこのまま、同じ仕事でいいのかなぁ。
こんなとき。
無理にジタバタしたり、
逆に問題から目をそむけたりしなくても
今の状況を感情抜きで
受け入れて「ついていって」みる。
無になってのんびり
テケテケ♪歩いていると、いつか冷静に
道が見つけられるのかもしれませんね(*^^*)
