なみだのはたらき。

昨日のブログの続きですかに座


昨日のブログでは
自律神経の働きをご説明しましたが
ご理解いただけましたでしょうか。

ちょっとややこしかったですかね。


「やったるでぃ!」は交感神経。
「のほほん」は副交感神経。


でしたよね(*^^*)



ブログの最後に「ドライアイ」も
自律神経と関係がある、と
申しましたが・・・それはなぜか?


今日は
「涙」と自律神経のお話です。



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「ドライアイ」とは、
一定の水分を必要とする瞳が
乾いてしまうことによる不快な症状。


悩まされている方も
多いのではないでしょうか?



ではなぜ、
瞳が乾いてしまうのか。



ひとつは、まばたきの不足。
まばたきにより、涙液が瞳全体に
ゆきわたりますので

PC作業に集中したりなどして
まばたきが減れば、瞳は乾燥します。



もう一つは涙量の不足。
いくらまばたきをしても、

涙そのものがなければ、やっぱり
ドライアイになってしまいます。



そしてここからが
非常に重要!



実は、涙を出すのは
副交感神経の役目。


つまり、「のほほん」の時に
涙が流れやすいのです。


ということは
「やったるでぃ!」状態が
長ければ長いほど


涙の分泌はおとろえ、
ドライアイになりやすいのです。



よく考えてみると
「やったるでぃ!」のときの目は

瞳孔が開いてたり
乾いて血走ってたりだろうし

「のほほん」状態の目は
うるうるしているのかも。


納得ですね。


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さらに、
涙には3種類あるって
ご存知でしたか?



その3種類とは、

「基礎分泌」
・・・眼球の乾燥を防ぐ

「反応性分泌」
・・・異物が入った時に洗い流す

「情動性分泌」
・・・喜怒哀楽による



この3つの涙のうち、
基礎分泌や反応性分泌で
流れる涙には

目をばい菌から守るための
リゾチームという酵素
含まれています。



しかし、情動性分泌により
ボロボロと流れ落ちる涙には

ストレスで生じた
体内の有毒物質(コルチゾール)が
含まれています。


すなわち、ストレスを涙で
流している、ということ!


赤ちゃんや子供が

ぎゃいぎゃい泣いているのは

ストレス解消が上手という
ことなんですね~。


逆に
涙など見せない強気なあなたは~♪
ストレス解消、できてないかも。


はたまた、
最近涙もろくなっちゃって、という方も
もしかしたら大きなストレスを抱えて
いたりして。


これって
すごいですよね。


からだって、
つくづく賢くできています。



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私もアロマトリートメントが
大好きで、よく受けるのですが

よいトリートメントを受けると、必ず
瞳がクリアになる感覚があるのです。



今までぼやけていた色や輪郭も

ハッキリと見えるようなキラキラ

そんな感覚(*^^*)



セラピストとしても
施術が終わったときの皆様の瞳が

ウルウルしていることは
よくあります◎

とても嬉しい瞬間です星

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遊んで欲し過ぎて、つやつや黒豆のような瞳。



瞳がイキイキしている、というのは
こころとからだが健康な証。



最近、瞳が乾いていませんか?


涙を流すこと、ありましたか?


それはいつから?


どんなときに?



などなど。



振り返ってみると
何か感じることがあるかもしれませんね(*^^)v



もし感じた事があったなら
次お会いしたときに教えてください☆


楽しみにお待ちしておりま~す♪