置かれた場所で咲く。

くちなし(ガーデニア)の葉が
ある日突然、黄色くなり
落葉しはじめました。

慌てていろいろ調べたら、
どうやらこの子は、
冷たい風が苦手なようです。

サロンは北向きなので、
そもそも寒いのですよね。


日当たりのよい
南向きの自室に移すとこのとおり。
次々に花を付け出しました。


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そのスピードがすごくって、
朝つぼみだったのに、
昼には咲いています。

この場所がとても好きなご様子。
いがったねぇ(*^^*)


香りもよいので、
彼女が機嫌よく咲いてくれると
私も気分がよいです◎


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置かれた場所で咲く。



最近よく聞くこの言葉、
ご存知の方も多いと思います。


もちろん
物事を投げ出さずにやり遂げることは
とても大事なことだと思います。



しかし植物と違い、
私たち人間には足があります。

置かれた場所じゃないところへも
自らの意志で歩いていくことができます。



置かれた場所でがんばって咲くことも、



咲ける環境を探してゆくことも・・・



選ぶのは自分自身。



なんにせよ、機嫌よく
咲いていてくれると

自分も周りも
心地が良いですよね(*^^)v



ちなみに「咲く」とは、
笑顔でいられることらしいですが、

くちなしのように
一年中花をつけ続けるものもあれば、

桜のように
一年に一度だけ咲くものもある。


だから常に
キラキラ輝いていなければ
いけないだなんてこともなく、

それぞれのペースで、
いいんだと思います。


そもそも
ずーっと長く咲きつづける花なんて
あまりないですしね。(胡蝶蘭くらい?)


でも、どんな花も
日々の光合成がなければ
咲けないことは、まぎれもない事実。


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場所を移したとたんに
次々と開花し始めたくちなしから学ぶ、


秋の午後なのでした。