巻一【総論・上】養生の術を~養生とは

「養生訓」とは
江戸時代に福岡在住の儒学者貝原益軒によって書かれた健康な生活の暮し方についての解説書です。


私がとても大好きな本で、いつか皆さんに紹介出来たらなぁと考えていました。

江戸時代当時で84歳まで長生きしたその知恵は、現代に暮らす私たちにも気づきをもたらしてくれるはず。

※これまで養生訓はいろんな方によって訳されていますが、ここでは松田道雄さんの訳を引用させていただきます。(中公文庫,1977発行)

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ここ数日でサロンはクリスマスからお正月仕様へ様変わり。


【養生の術を】

何事でも、勤めてやまないなら、必ず効果がある。

たとえば春に種をまいて夏によく養分をやれば秋の収穫が多いようなものだ。

もし養生の術を勤めて学んでながく実行すれば、その効果として丈夫になり病気にならず、天寿を保ち長生きして、ながく楽しむことは定まっていよう。

この道理を疑ってはならない。




【養生とは】

庭に草木を植えて愛する人は、朝晩心にかけて、水をやったり、土をかぶせたり、肥料をかけたり、虫をとったりして、よく養い、その成長を喜び、しおれるのを悲しむ。

だが草木はごく軽いものだ。

自分の身体は至って重い。

どうして自分のからだを草木ほどにも愛さないでいいことか。

ものを考えないにもほどがある。

養生の術を知って実行するのは、天地・父母に仕えて孝をつくし、つぎには自分の長生きと安楽のためだから、いそいでしなくてもよいことはさしおいて、若い時からはやく養生の術を学ぶことである。

身を慎み、生命を大事にするのは、人間最大の義務である。



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養生とは、春夏秋冬と絶えずコツコツ積み上げてゆくものなのですね。

そして、健康でいることが義務だとかなり強い口調でおっしゃっています。
(ものを考えないにもほどがある、の辺りがちょっと恐い)


だいぶ耳が痛い不養生セラピストの私ですが、自分への戒めも込めて(不定期で)ご紹介してゆきたいと思います。

セルフマッサージの方法や食養生についても触れているページがありますので、これからもお楽しみに(*^_^*)



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しぜんのいやし

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