巻六【慎病】冬の朝に~雪の中を

 今日はすっぽり大寒波に包まれている青森市。そこで、冬の養生についてご紹介します(*^^)v



【冬の朝に】

冬に朝から出発して遠くへ行くときは、酒を飲んで寒さを防ぐのがよい。

空腹で寒気にあたってはいけない。
酒を飲まない人は、粥を食べるがよい。
生薑(しょうが)も食べるがいい。

霧のたちこめたなかを遠くへ行ってはいけない。

どうしても遠くへ行かねばならぬ時は、酒食で陰の気をふせぐがよい。



【雪の中を】

雪の中をはだしで歩いてひどく冷えた時に、熱い湯で足を洗ってはいけない。

火にすぐあたってもいけない。

大寒にあたってすぐあと熱いものを飲食してはいけない。



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今回の養生訓には時代を感じますね。

江戸時代なので、きっと移動手段が徒歩(もしくはかご?)だったのでしょうね。そして足元は、はだしか足袋かぞうり…?

モータリゼーションが進んだ現代にはそぐわないかもしれません。
なぜなら遠くに行くときにお酒飲んでたら、飲酒運転になっちゃいますもんね。

しかも、霧の立ち込めた中を遠くに行ったら普通に危ないです。

しかし、それぐらい「寒さ」にはご用心!ということなのでしょうね。

東洋医学では「邪」がからだに侵入することが病気のはじまりと考えます。

寒さは「寒邪」、湿気は「湿邪」ですから寒さや霧などを避けるように暮らすのも知恵なんでしょうね。


これから雪の中をお客様がご来店されることが増えますが、とても冷えているときは熱すぎる湯がだめということなので、フットバスは熱過ぎない温度にしようと思います。

寒いときはあまり熱過ぎるお風呂に入りますと、心臓に負担になりますものね。
理にかなっていますね。

冷えたからだは徐々~にあたためるようにして、のんびりと冬と寒さをしのいでゆきましょう。

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しょうがも良いのですね◎


「養生訓」とは
江戸時代に福岡在住の儒学者貝原益軒によって書かれた健康な生活の暮し方についての解説書です。

私がとても大好きな本で、いつか皆さんに紹介出来たらなぁと考えていました。

江戸時代当時で84歳まで長生きしたその知恵は、現代に暮らす私たちにも気づきをもたらしてくれるはず。

※これまで養生訓はいろんな方によって訳されていますが、ここでは松田道雄さんの訳を引用させていただきます。(中公文庫,1977発行)



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