【1月はじめの養生訓】酒は天の美禄・酒を人にすすめるには

今日はお酒についての養生を。


【酒は天の美禄】

酒は天の美禄という言葉がある。少し飲めば陽気を補助し、血気をやわらげ、食気をめぐらし、愁いをとり去り、興をおこしてたいへん役にたつ。

またたくさん飲むと酒ほど人を害するものはほかにない。

ちょうど水や火が人を助けると同時に、またよく人に災をするようなものである。

邵堯夫の詩に「美酒飲みて微酔せしめて後」とあるのは、酒を飲むの妙をいい得ていると李時珍がいった。

少し飲んで少し酔ったのは酒の禍がなく、酒の快感を得て楽しみが多い。

人の病気で酒のためにおこるものが多い。酒をたくさん飲んで飯を少ししか食わぬ者は命が短い。

このようにたくさん飲むと天の美禄でかえって身をほろぼす。悲しいことである。



【酒を人にすすめるには】

酒を人にすすめる時、とくにたくさん飲む人も、程度をこすと苦しくなる。

もしその人の酒量を知らなかったら、少しすすめてみるがよい。その人がことわって飲まなかったら、その人に任せて、みだりに強制せず早くやめたほうがよい。

量がたりなくて、不機嫌なのは害はない。飲みすぎると人に害になる。

客にご馳走を出しても、むやみに酒をすすめて苦しませるのは人情に欠ける。深酔いさせてはならない。

客は主人がすすめなくても、常よりも少し多く飲んで酔うであろう。主人は酒をむやみにしいず、客は酒をことわらずに、ちょうどよく飲んで、喜びを合わせて楽しむのが、これが一番いいだろう。


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ダウンを買ってもらった、ももさん。されるがまま。

お酒を飲むことが多い時期ですが、すすめ方には気をつけたいですね。笑

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「養生訓」とは
江戸時代に福岡在住の儒学者貝原益軒によって書かれた健康な生活の暮し方についての解説書です。

私がとても大好きな本で、いつか皆さんに紹介出来たらなぁと考えていました。

江戸時代当時で84歳まで長生きしたその知恵は、現代に暮らす私たちにも気づきをもたらしてくれるはず。

※これまで養生訓はいろんな方によって訳されていますが、ここでは松田道雄さんの訳を引用させていただきます。(中公文庫,1977発行)



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