【養生訓流セルフケア】膝から下の〜五更に起きて

膝から下の

膝から下の、はぎ(注:ふくらはぎの略?)の表裏を人に命じて手で何度も撫で下ろさせ、足の甲を撫で、その後、足の裏をしきりに多く撫で、足の十趾を引っ張らせると、気を下し循環をよくする。自分でやるのがもっともよい。これは良方である。

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美脚なももさん。


五更に起きて

五更(午前四時)に起きて坐り、一方の手で足の五指を握り、他方の指で足の裏をながく撫でさするがよい。こうして足の裏が熱くなったら、両手を使って両足の指を動かすがよい。この方は召使いにも命令して、このようにさせる。

また別の説で、五更にかぎらず、毎朝起きて坐り、こういうことをながくつづけると、足の病気がおこらない。上気を下し脚の弱いのを強くし、足のたちにくいのがなおるという。これは、たいへん効能があると古人はいっている。『養老寿親書』にも東坡の説にもそのことが見られる。


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アロマセラピスト・ねいより


というわけで、江戸時代にもひざ下や足裏のセルフトリートメントも行われていたようです。

ご存知のとおり、私はずぼらですのでセルフトリートメントを頻繁にはしておりません(すみません)。

それでも、お風呂に入った時には足指をよく伸ばしたり動かすようにしています。たったそれだけ。

これだけでもやるのとやらないのとでは、翌朝の足が違う。それが養生訓にも紹介されているのです。

体の末端である足指の間。循環器のポンプがある心臓から最も遠くにある場所。ということは、一番とどこおりやすいのが足指の間。

足指の間に手を入れて痛い、なんて方もたまにいらっしゃいますが、それでも大丈夫(*^^*)

そんな方は五本指ソックスを履くことから始めてみて下さい。五本指ソックスの爽快感と温かさは、一度履いたらわかります!



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「養生訓」とは
江戸時代に福岡在住の儒学者貝原益軒によって書かれた健康な生活の暮し方についての解説書です。

私がとても大好きな本で、いつか皆さんに紹介出来たらなぁと考えていました。

江戸時代当時で84歳まで長生きしたその知恵は、現代に暮らす私たちにも気づきをもたらしてくれるはず。

※これまで養生訓はいろんな方によって訳されていますが、ここでは松田道雄さんの訳を引用させていただきます。(中公文庫,1977発行)


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