♡本日のご質問
不調のときココ押しとけ!というツボは?
♡アロマねいの回答
ご質問ありがとうございます!
ツボは、これまた本格的にお勉強したことが無く、本当に毛が生えただけのような知識しかないのですが、わたしのわかる範囲でお答えをさせていただきますね。
こちらのページを参考にさせていただきましたので、ご参照ください。
◆そもそもツボとは
東洋医学では、『気』『血』『水』が『経絡』と呼ばれるルートを滞り無く通っていることが健康な状態とされます。『経絡』上にあるいくつかのポイントが『経穴』で、経穴はいわば『気』『血』『水』の調整を行うチェックポイント的なものです。
12の経絡と、365の経穴があるとされます。
経穴(つぼ)の刺激法としては、指圧、鍼、灸などがあります。
つぼの位置は、人によっても異なり、また同じ人でも時間によって異なったりもするため、プロでも特定することが難しいこともありますが、その位置に触れますと、異様に硬い、異様に柔らかい、コリコリするような感じ、グッと入ってゆく感じがある、など何か特別な感触があります。
私が施術した場合でも、施術直後と施術終了間際ですとその感触は違う場合があり、時たま、施術終了間際に何やら私がいろいろ押していることがありますが、そればツボの状態を確認しているのです。(主には筋肉のゆるみを確認しているのですが)
無い人見たこと無い!
◆肩凝り
*肩井(けんせい)
首から肩にかけてのカーブの終点と、肩甲骨上端との間あたり。
押すとピリッとする人も居ますし、ずずーんと重さを感じる人もいます。
肩凝りのつぼですが、個人的な所感としては、圧すと痛がる方も多いため、指圧ではなくお灸が向いているツボのように思います。お灸はとてもさっぱりします。
風邪のはじめなどの!
◆頭痛
*風池(ふうち)
後頭骨(ガイコツ骨)の下端、中心線より両側に三指行ったところ。
左右一緒に圧すとよい。
文字通り、ここから『風邪(ふうじゃ)』という類の邪気が侵入することが『風邪(かぜ)』と言われています。
ですから、ここを濡れたままにしてフラフラしているというのは、『風邪ウエルカムハッピー状態』といえます。お風呂上がりに髪を乾かすときには、まず首の付け根から乾かしましょう。ここはいつも乾いて、適温にしておくが吉です。(熱すぎるのもよくない)
ビューティー部門第1位!
◆顔のむくみ、鼻詰まり
*迎香(げいこう)
小鼻の両横にあるツボ。
場所柄、指圧がよいでしょう。
鼻のつまりや、顔のむくみによいつぼです。
フェイシャルの際にグイグイ押させていただいております。
鼻炎をお持ちの方などは、ここが水たまりのようなプチプチした感触といいますか、滞っているなぁという感じがありますので、つぼを押す指につい力を込めてしまいます。
泣きたいときー!
◆ストレスケアに
*神門(しんもん)
手のひら側の手首の小指の下辺り。
じんわりと圧をかけて指圧する。もしくは鍼もよい。
「神」という字は「精神」、すなわち感情や考え方など心のことを指します。
「神門」はまさしくその「神」の「門」ということで、心の痛みをケアするつぼです。
緊張するときや、深く傷ついた時に、そっと指で押さえているだけでも、じんわりと温かく優しい感情が心に流れてくるような、そんな感覚を与えてくれるツボだと、個人的には思っています。
そんなわけで、ハンドマッサージでは、手首側も念入りに行うと気持ちがよいですね。
刺激のしやすいコンビニ的ツボ!
◆からだの冷え、女性の不調
*足三里(あしさんり)
ひざの外側、下端から二~三指下がったところ。
他のツボよりも響きやすい気がします。
万能のツボと言われているのですが、特に胃腸の調子を整え、からだを温めるのには最適なツボだと感じております。あと、女性特有の不調にもオススメです。
ここはお灸が断然オススメです。
私も鍼に行った時にこのツボを狙い打ちされたりしますが、即効性を感じます。お灸をお腹の調子がみるみる良くなり、食欲が増し、文字通り元気になります。
押せば命の泉わく!
◆元気がないとき
*湧泉(ゆうせん)
船越先生のイチオシつぼとしておなじみ。
実際、このツボを施術中に押すことも多いのですが、ツボを押した途端にお客様がジャーキング(寝ているのにビクンとなったり、手などが動いたりすること)を起こされることもあり、何か目に見えない作用がある気がしてなりませんね。
いろいろなことがあって、ちょっと疲れた状態かな?なんて場合には、湧泉をゆっくりじっくり刺激することで、 施術後にはすっきりしていただけることも多いです。
ご自身で刺激する場合は、ツボを普通に圧すもよし、またはゴルフボールでグリグリする、あの昔ながらの方法もいいと思います。
以上です。
つぼの世界は奥深いですね。
アロマセラピーよりも即効性がある気がしますので、ぜひお試しになってみてくださいませ(*^^*)